2019年02月26日


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先日の日曜日、何十年かぶりに下北沢へ。友人の誘いで、本多劇場にて公開された"あじさい"(大森カンパニープロデュース)という舞台を観劇に。
お話の舞台は、昭和チックな食堂に集まる常連さんたちによる人情物語。
家族を捨ててしまった人、捨てられた人、捨てた側、捨てられた側。また、否応なく奪われた人も。
どちらも心の痛み、後悔は消えない。なぜなら、そこにまだ愛があるから。
一度は散っても、まだ再び咲くはずの蕾があるから。
と同時に、仕方がないと納得している部分もあるような。
なぜなら、自分自身を憎みながらも愛してるから。
人生、まだまだ。
きっともう一度華は咲く。
本当に素敵な舞台でした。
それぞれの登場人物の背負う物語が様々な形で関わり合い、折り重なり、期待に応え、裏切られ、、、。

起承転結サプライズが幾重にも、そして更に立体的に展開され、"仕掛け"が次から次へと畳み掛けてきてワクワクが止まらない。
舞台、演劇って、こんなに面白かったのか!
いや、舞台演劇が面白いのでなく、この大森プロデュースの作品が面白いのだ。
演者さんたちの向こう側がみえてくる。
どれだけ真剣に。どれだけこだわって。
どれだけ"演技"を磨いてきたのか。
形あるものを磨くのは誰でもできる。
でも、形ないものを磨くことができるのは生"覚悟"をもった人間だけができるのだと思う。
役者さんは、本当にすごい。
いや、言い直そう。"本物の"役者さんは、本当にすごい。
素晴らしいものを見させていただきました。
ひとつ残念なのが、みなさんに『絶対観に行ってみて!』と言いたいのだけれど、その日が千秋楽だったこと。
オレは、間に合ってよかった。
と心からそう思った一日。

子供の頃、TV『欽ちゃんの良い子悪い子普通の子』の時から存じ上げていた山口良一さんと初めてお会いできて言葉を交わしていただけたのが、また、嬉しかった。
公演終了後のロビーにて、
『わたし、プロレスも好きなんですよ。舞台もプロレスも、、、"間"ですよね。』と山口さん。

『はい。まさに!』

そう。"間"なんですよ。

次の公演も、きっと観に行こうと思う。

#あじさい
#大森カンパニー
#山口良一
#大森ヒロシ

posted by 石川雄規 at 22:07 | 日記
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