2008年10月28日


「知る」という事と「できる」事は大きな差がある。「知る」ことは誰にでもすぐできる。何回か技を反復すれば、その日その時はできるようになった気がする。翌日?2日後?一週間後?必ず忘れている。例えば1秒でも迷ったら、たとえ正しく動けてもその技は「知ってる」だけで「できて」いない。実戦で使えないのだ。例えば、教習所であたふたしながらノロノロ右折しても、そんなのはまだ運転できるとはいえない。1秒の迷いも無く身体が覚えたとおりに反応し動けなければ本物ではない。「知っている」を「できる」に昇華させる為には、地味な繰り返し練習を何度も何度もしなければいけない。
ゴッチの流れを汲み、コンピュータレスリングともいえるバトラーツ流、いや石川流の関節技レスリングを細部にわたり何度も繰り返し練習し、きっちりと「できる」レベルまで到達しつつある女子レスラーが二人だけいる。バトラーツ女子一号の及川千尋と、フリーながら遠方から石川塾にとことん通いつめている華名だ。女王バチメインイベント。キャリアの浅い二人ができるだろうか?と不安視していた人がたくさんいただろう。フフッ、実際に観て驚いたでしょ?素人さん(笑)キャリア長ければいいってもんじゃないぜ。技術、理念、感性の深さ、そして全ての完成度が問題なんです。彼女たちの完成度も、試合の完成度も、観衆が驚く姿も、全て俺の予想通りでした。いや確信していた通りでした。何故なら、石川ゲノムを受け継ぐ二人は、高度なレスリングという共通言語を持ち合わせているから。共通言語・・とは?つづく
posted by 石川雄規 at 02:02 | 日記
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