2009年05月08日


メインイベント
及川千尋&佐藤綾子vs華名&夏樹☆たいよう

第一回女王バチでの第一試合。夏樹vs綾子の動きには度肝を抜かれた。
正に女王バチの理想とする正確かつスピーディー、的確なキック。一瞬たりとも目が離せない闘い。
同じくこれも女王バチの理想である情念のこもった魂を削るような闘い。緻密なレスリングかつ激しいシバき合い。言わずと知れた及川vs華名。

彼女たちが融合したらいったいどんな化学反応が起こるか、考えるだけでゾクゾクした。おそらく30分では足りないかもしれない、しかしそれ以上やると死人が出かねない。やはり30分が限度だろう。
4人が4人とも開始からトップギアで走り出した。
レスリングとは一刻一秒の分岐点のカーチェイスだ。現在はびこっている“はしょった”レスリングへのアンチテーゼ(警告)と挑戦である。
佐藤綾子の凄まじいスピードのタックル。夏樹の目にも止まらぬ動き、キック。互いに“覚悟”というレッドゾーンに入り込んだ及川と華名。
タッグだからシングルより楽?いやいや、バトラーツスタイルの場合、タッグマッチの方が過酷なのである。
期待通り、夏樹&佐藤綾子が猛スピードで駆け抜けてくれた。

華名と及川もテンションが更に上がる。ただ、シングルと違いリズムが取りづらいところもあるようで、試合後は口をそろえて「不完全燃焼、消化不良」これは試合に対してでなく自分自身に対しての言葉。女王バチという過食シンドロームに取り憑かれてしまった二人にとって、客の満足度がどうであれ、己に対する渇望感は無限大だ。
コンプレックスとは、言い換えれば己を信ずる力。
コンプレックスは一種の才能なのだ。

次回の及川vs華名につづく
posted by 石川雄規 at 18:32 | 日記
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