2011年04月09日


今年も卒業の季節になりました。毎年恒例の贈る言葉シリーズ。みなさんに素晴らしい春がおとずれますように。

■6年前、桜の咲く頃、君たちは小さな身体に大きなランドセルを背負ってこの校舎の門をくぐりました。

そして今、やはり桜の咲く頃、見違えるほど立派に成長した君たちは、大きな希望を胸に抱いて、この学び舎から巣立ってゆきます。

小学校での6年間は長かったでしょうか短かったでしょうか。たくさんの思い出ができたことと思います。

これから皆さんは中学生になって、新しい環境に進みます。
多分、周りの大人の人は「勉強も運動も頑張りなさい」ってみんな口をそろえて言うはずです。もしかしたらみなさんは「なんで勉強しなけれはいけないのだろう」って思うかもしれません。

ある先生がこう言ったそうです。「学校は勉強するところではない。本当の勉強は社会に出てから始まる。だから学校にいる間に“勉強のしかた”を学びなさい。」

さあ、どういう意味だろう。少し難しいかな。わかりやすく教えてあげよう。

みなさんはいづれ大人になって社会に出ます。それから仕事に就いて、長い長い人生を生きてゆくわけですが、そのときに何も考えないで選んだ道が自分の苦手なものだったり嫌いなものだったりしたら人生つまらないよね。どうせなら好きで得意なことを仕事にして頑張りたいよね。

そのためにはどうしたらいいだろう?つまり、社会に出る前、学校にいる間に、自分が何が得意で何が不得意なのか、何が好きで何が嫌いなのかをしっかりと見つけなさい、ということなんだ。

みなさんはまだ小さな種です。将来どんな花を咲かせ、どんな実をつけるのか誰にもわかりません。一生懸命いろんなことにチャレンジし、自分の夢を見つけそれに向かって真っ直ぐ走ってください。

夢や希望、勇気、努力・・・。形の無いものこそが大切で、それらは自分で手に入れてゆくもの。

大人になるにつれ、夢や希望という話を、したり顔で否定する奴らが必ずあらわれます。

どうか惑わされないでください。奴らはクソッタレです。努力をしたことがない奴にかぎってそういうことを言うのです。

学校で先生たちに教わったこと、君たちが過ごしてきた時間を誇りに思ってください。

やまない雨はない。明けない夜はない。明日という日は本来、誰にも平等に与えられるものです。悩みという名の雲が空をおおっても、いつか必ず流れてゆきます。そしてその雲の上には、何億年も変わらぬ青空が常に広がっているのです。

君たちがこの世に生まれた時、お父さんとお母さんから何をもらったかわかりますか?
掌を出してごらん。そこに“命"と書いてごらん。その、命と、もうひとつ。"未来”という名の真っ白な、無限の大きさをもった画用紙です。君たちは、命をしっかりとにぎりしめて、未来を描いてゆくのです。大人になるまでの間に、しっかりと絵の描き方を身につけていってください。そして自分は何を描きたいのか、あせらずじっくりと考えてください。どんなに辛くても、自分の“未来”を途中で破り捨ててはいけません。

君たちは後戻りできない“人生”という名の道を創り、歩み続けているのです。

悩み、苦しみ、泣いたり笑ったり・・・。いつかまた、共に学んだ仲間たちと再会するとき、胸を張って笑えるようしっかりと自分を育ててください。

何かをしてもらうことを待つのでなく、自分ができる事は何かを、常に探せる、そんな人になってください。

一生懸命に生きて生きて、生き抜いて、今日の言葉の本当の意味が理解できるようになった頃、君たちはきっと素敵な大人になっていると思います。

君たちの未来がどのように輝いてゆくのか、本当に楽しみです。

頑張ってね。

卒業おめでとう。
posted by 石川雄規 at 11:17 | 日記
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