2012年03月15日



さてみなさん。いよいよ卒業ですね。
6年前、まだ小さな君たちが、真新しいランドセルを背負ってこの蒲生小に入学してきたのが、昨日のことのように思い出されます。
またひとつ、大人への階段を登り始める君たちに、本日、はなむけの言葉を贈りたいと思います。

昔、僕の先生から教わった言葉です。技術は人が教えてくれる。教えることができる。
しかし、やる気、根性は教えることはできない。誰も教えてはくれない。自分で手に入れてゆかねばならないのだ。と。
頭で知ってることと、実際に“できる”ことは大きな違いがあります。
自分の足で歩いてみて初めてわかることがたくさんあります。
人生は、誰にとっても、最初で最後。たった一度きりの旅路です。
君たちは、お父さんお母さんからもらったかけがえのない“命”を背負い、後戻りできない長い長い道のりを歩いてゆくのです。
みなさんはこれから中学生。新たなステージに進みます。
世界が広がると、今まで会ったことのないタイプの人と出会ったり、様々な出来事に遭遇します。
驚くことも、とまどい、迷うこともあるでしょう。
そんな時は、目先の情報、状況にまどわされずに、
自分の心の声に耳を傾けてください。自分は何がしたいのか。
何をするべきなのか。

ほら、先日感謝の会で話した「雨ふり小僧」の話。思い出してください。

忘れてしまっている大切なものないだろうかと。
どこかで雨ふり小僧を待たせてはいないだろうかと・・・。

この小学校で過ごした6年間を思い出してください。
沢山の“大切なこと”を学んだはずです。
できないことを人のせいにしたり、してくれないことに腹を立てるのでなく、自分の未熟さを悔しがる、そんな人間になってください。
人を羨むヒマがあったら、自分を磨きなさい。
不満を持つヒマがあったら、自分を高めなさい。

苦しみ、辛さには、全て意味があるのです。
夜明け前の暗闇にこそ大切なものが隠れている。
そこで君たちが何を想うのか、何をするのか。
積み重ねる時間の尊さをどうか忘れないでほしい。

人生は、ぼんやり生きるには長すぎて、夢中で生きるには短すぎる。
まだ子供の君たちが、大人に負けないもの、
それは、
未来に残された時間。
可能性という宝物。
そしてそれを信じる力。
君たちは、夢を叶えるためにこの世に生まれてきたのですよ。
それを忘れないでください。

みなさんは、よっぽどの縁で同じ時代に生まれた。
そして同じ学校で出会った。
同じ時間を過ごした。
思い出を共有した。

これからだんだんと、それぞれ別の道を歩いてゆくことになるけれど、
思い出は色褪せることはない。
君たちが忘れないかぎり、仲間はいつでも君のそばにいる。

最後に質問をします。
大きな声で答えてください。

蒲生小学校、大好きですか?
蒲生っ子でよかったですか?。
ずっと忘れないでいてくれますか?

さあ、旅立ちです。
胸を張って、自信を持って、
歩き出しなさい。
君たちの未来が、輝かしいものでありますように。
心から祈ります。

卒業おめでとう。
         蒲生小学校
       PTA会長 石川雄規
posted by 石川雄規 at 22:26 | 日記
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