2009年02月16日


■講師/藤原喜明
助手/石川雄規
■2月28日(土) 
■15時開始(約2〜3時間) 
■会費/5000円 
■場所/ 〒116-0014
東京都荒川区東日暮里6-25-13
学校法人日本医科学総合学院 内道場
電話03-5850-3500 

■予約/ believers_sc@yahoo.co.jp

■服装/Tシャツ、ジャージ等動きやすい格好。
裸足 
タオル持参 
■女性、初心者も大歓迎
posted by 石川雄規 at 14:00 | 日記

北千住大会、ご来場ありがとうございました。毎回なにかしらのお土産を持ち帰ってくださってることと思います。夢、勇気、努力・・形は無くとも尊いもの。『ひとからもらえるものではなく、自分で手に入れてゆくもの。』と以前語りましたが、ほんの少しなら“お裾分け”できるものだとは思っています。そのお裾分けを持ち帰り、明日を生きる力、“それぞれの夢や勇気”を各自で育ててくれれば嬉しいです。
昨日も興味深いテーマがにじみ出る試合のラインナップ。
メインの試合は、思ったより落ち着いた試合になった印象ですが、澤の二の腕には巨大な痣、ソバットによる矢野のKO。(肋骨は・・まだ連絡がないので幸い骨は異常なかったのかな。)勝負は生物(なまもの)なのでいつ何で決着がつくかはわからない。澤、矢野が石川雄規にどんな爪痕を残せたか、また、残すためには今後何が必要なのか。時代が変われど不変なる“何か”を見つけていってほしい親心。
三州も焙煎も、まだまだだけど、俺はかっている。可能性を感じるのだ。
山本裕次郎、吉川。立派に闘ってくれた。今後が益々楽しみになってきた。
及川、華名。技術、理念、情念をしっかりと伝承した2人が見せてくれた、現時点での100点満点の試合。一瞬も気が抜けない(ルールは規制が多いほど緻密な攻防が必要とされ、かといって技術がなければ凡戦になる)闘いを、両者ともやりとげてくれた。こんな闘いができる女子選手が増殖し、軍団を形成したら、女子プロレスの歴史がきっと変わる。
昨日の北千住のキーワードは“過去を確かめ未来へ繋ぐ道”そんな大会になったような気がする。

さて次回
■4月12日(日)
18時試合開始
■シアター1010
■SRS席 6000円
自由席5000円
小中生1500円
☆予約受付中!
posted by 石川雄規 at 11:49 | 日記

2009年02月15日


平成2年の春、大学を卒業した私はアメリカに渡った。カールゴッチ氏に押し掛け弟子入りするためだった。その際に、“ゴッチさんへの手土産”として親友に日本手拭いを託された。「刻苦光明必盛大」という、慈明禅師の語が書かれたその手ぬぐいは、私の友が師と仰ぐ白田劫石老師から頂いた大切なものだった。住所もわからず、会える可能性など無きに等しい門出に、祈りを込めた“御守り”として私に託してくれたのかもしれない。
自伝『情念』にも書いたが、大学時代に彼が私に教えてくれた言葉『今、俺たちは地面に向かって掘り下げている時期なんだ。1m掘っても2m掘っても、誰も評価しちゃくれない。でも掘り続けるんだ。今の時期に深く掘り下げた分だけ、未来に高い建物が建つのだ。』は、老師から授かった『地面を深く深く掘らなければ立派な建物は建てられない』という言葉を教えてくれたものだったという。弁護士になるという苦難の夢を、自分の手でついに掴み取った彼の支えは、アントニオ猪木と、そして白田劫石老師だった。
その老師から授かった手拭いが、遥か海を渡り、最も禅的なレスラーであるカールゴッチの手元に納まった。(※ゴッチさんの尊敬する宮本武蔵は剣禅一味)
一本の日本手拭いが、世間的には全く接点のありようもない、禅とプロレスをつないだ。しかも、蜘蛛の糸のように細い細い糸を辿って、納まるべきところに納まったこと、何か因縁めいたものすら感じる。
そして、私の師であるゴッチさんは平成19年に亡くなり、彼の師である老師はつい先日天に召された。93歳の最後の最後まで現役だったそうだ。
彼からのメールは今の話と、それ故、葬儀の為行くつもりだった北千住大会に行けずすまない。との話だった。彼は明日、老師と最後のお別れをする。
私は一度も会うことのなかった“親友の恩師”の最後の旅出を、リングの上から送ることにする。
posted by 石川雄規 at 01:11 | 日記

2009年02月14日


btposter.jpg当日券は16時30分〜販売します。 

■バトラーツ北千住大会
《第一試合》
原学&三州ツバ吉vsフジタJrハヤト&焙煎TAGAI
《第二試合》Bルール
及川千尋vs華名
《第三者試合》
アレクサンダー大塚vs山本裕次郎《セミファイナル》
吉川祐太vs臼田勝美
《メインイベント》
石川雄規&スーパータイガー
vs
澤 宗紀&矢野啓太

■2月15日(日)
■18時試合開始
■シアター1010稽古場1
※北千住駅西口隣接丸井10F
■SRS席 6000円
自由席5000円
posted by 石川雄規 at 09:53 | 日記

2009年02月13日


電話口から藤原組長の元気な声が聞こえた。 
三河島に、藤原組長の知り合いの道場があって、土日は空いているらしい。 

藤原喜明&石川雄規の関節技セミナー
会費は5000円 
やるとしたら参加したい人はどれくらいいますか? 
具体的に開催する時の連絡網をつくりたいので、メールいただけたら幸いです。 
believers_sc@yahoo.co.jp
「屋上もあるから、夏は練習後にビアガーデン飲み会イベントやっても楽しいよな〓」と藤原さん。 

組長、まだまだ元気です。
posted by 石川雄規 at 12:47 | 日記

2009年02月08日


録画しておいたテレ朝日の特番『伝説のスポーツ名勝負』を観た。1976年。私が9歳の時、TVの前で正座して観ていた。ちょうど次男のおチビの年の頃にこれを見て人生を変えられたのだと思うと、なんともすさまじい(笑)子供だった。
15歳になる長男と一緒に観た。オレはこんな小さな頃から世間にムカつき『夢は叶えるものだ。闘え、苦しめ、そして生きよ。』というアントニオ猪木の言葉のままに闘い続けてきた。猪木さんと遥かにスケールは違えど、世間と、常識と闘い続けてきたなぁ・・・。などと考えていたら、日付が変わって42歳になっていた。あの頃、40歳を越えて息子とこの映像を見るなんて想像だにしなかった。時の流れの不思議さに胸を衝かれた。
ボクシングを引退後、パーキンソン病を患ったアリ氏が、猪木さんの引退試合に訪れた際の映像が流れた。その日、東京ドームに私はいた。
思い出した・・。
そう、あの日俺はモハメド・アリと遭遇したのだ。
東京ドームのバックステージ。アリ氏がSP(特別警備)に囲まれて歩いてくる。選手、関係者、もちろんトップレスラー達も、皆、恐縮して道を開け、見送る。すると、モハメドアリが私を見て、何を思ったのか真っ直ぐ歩み寄って来られた。何が起こったのか、時間が止まったような気がした。慌てて頭を下げた私に、アリ氏は震える手を差し伸べて握手をし、そして去って行った。
何故俺だけに???
今だに不思議だが、あの時に、もうひとつの闘魂を伝授されたような気がした。それは、次の時代を闘い続けよという何か宿命のようなものを授けられた、神聖なる洗礼の儀式のように感じたのだ。
万感の思いを胸に、去りゆく“世界のアリ”の背中
を見えなくなるまで見送ったあの日であった。
posted by 石川雄規 at 01:03 | 日記

2009年02月02日


■バトラーツ北千住大会
《第一試合》
原学&三州ツバ吉vsフジタJrハヤト&焙煎TAGAI
《第二試合》Bルール
及川千尋vs華名
《第三者試合》
アレクサンダー大塚vs山本裕次郎《セミファイナル》
吉川祐太vs臼田勝美
《メインイベント》
石川雄規&スーパータイガー
vs
澤 宗紀&矢野啓太

■2月15日(日)
■18時試合開始
■シアター1010稽古場1
※北千住駅西口隣接丸井10F
■SRS席 6000円
自由席5000円
■believers_sc@yahoo.co.jp
posted by 石川雄規 at 11:08 | 日記

2009年01月31日


200901310042000.jpg200901310041000.jpg昨日に続き、インフルエンザの次男の付き添いの為、一日家に。原稿書いたり経理の整理したり。パソコンで試合の写真データの整理も。一時的に熱が上がったけれど、あとは起きていられる程元気に。
前大会から発売の、大好評ラミネーターカード。L版サイズで、よりどり3枚500円。暇だったので新しい種類をせっせと製作。
起きてきたおちびさんが興味を持ったので、ラミネーター(パウチ)作業をお手伝い。写真をラミネーターにハサミ、機会に入れる作業を一枚10円のバイト(笑)にしてあげたら喜んでやってました。
ナイスなカード、たくさん集めて眺めてニンマリ楽しみましょう!
posted by 石川雄規 at 00:58 | 日記

200901291136000.jpg200901291836000.jpg次男のおちびさんがインフルエンザにかかり、今日は自宅付き添い待機。
普段はそっけない猫のポテトくんが添い寝。
猫ちゃんは具合が悪くて寝込んでいると、必ず“お見舞い”に来てくれる。 ただ単に発熱した体温が温かいからだろうか(笑)
posted by 石川雄規 at 00:56 | 日記

2009年01月27日


btposter.jpg■バトラーツ北千住大会
《第一試合》
調整中
《第二試合》Bルール
及川千尋vs華名
《第三者試合》
アレクサンダー大塚vs山本裕次郎《セミファイナル》
吉川祐太vs臼田勝美
《メインイベント》
石川雄規&スーパータイガー
vs
澤 宗紀&矢野啓太

■2月15日(日)
■18時試合開始
■シアター1010稽古場1
※北千住駅西口隣接丸井10F
■SRS席 6000円
自由席5000円

■他参加選手/原 学、フジタJr.ハヤト、三州ツバ吉他
posted by 石川雄規 at 18:16 | 日記

2009年01月24日


200901240902001.jpg200901240902000.jpg次男のリクエストで「ペンギンの問題」の限定グッズを買いに幕張メッセへ。ポケモンや遊戯王、ペンギンの問題、他のグッズを販売している会場は凄まじい行列。この中の100分の1でも集まってくれたら、北千住は札止めになるのに・・・と思ったら、ペンギンの問題じゃなくて、そっちの方が問題だ。

■バトラーツ北千住大会
《第一試合》
調整中
《第二試合》Bルール
及川千尋vs華名
《第三者試合》
アレクサンダー大塚vs山本裕次郎《セミファイナル》
吉川祐太vs臼田勝美
《メインイベント》
石川雄規&スーパータイガー
vs
澤 宗紀&矢野啓太

■2月15日(日)
■18時試合開始
■シアター1010稽古場1
※北千住駅西口隣接丸井10F
■SRS席 6000円
自由席5000円

■他参加選手/原 学、フジタJr.ハヤト、三州ツバ吉他
posted by 石川雄規 at 09:36 | 日記

2009年01月22日


■バトラーツ北千住大会
《第一試合》
調整中
《第二試合》Bルール
及川千尋vs華名
《第三者試合》
アレクサンダー大塚vs山本裕次郎《セミファイナル》
吉川祐太vs臼田勝美
《メインイベント》
石川雄規&スーパータイガー
vs
澤 宗紀&矢野啓太

■2月15日(日)
■18時試合開始
■シアター1010稽古場1
※北千住駅西口隣接丸井10F
■SRS席 6000円
自由席5000円

■他参加選手/原 学、フジタJr.ハヤト、三州ツバ吉他
posted by 石川雄規 at 21:09 | 日記

2009年01月20日


《メイン》
石川雄規&スーパータイガー vs 澤 宗紀&矢野啓太
《セミファイナル》
吉川祐太 vs 臼田勝美 《シングルマッチ》
アレクサンダー大塚vs山本裕次郎
■2月15日(日)
18:00試合開始
■シアター1010
■SRS席6000円
自由席5000円
■予約受付中
believers_sc@yahoo.co.jp
posted by 石川雄規 at 18:21 | 日記

2009年01月17日


■石川雄規&スーパータイガーvs澤宗紀&矢野啓太  
■2月15日(日)
18:00試合開始
■シアター1010
■SRS席6000円
自由席5000円
■石川雄規、澤宗紀、吉川祐太、矢野啓太、及川千尋、スーパータイガー、原学、山本裕次郎、他
■予約はこちら
believers_sc@yahoo.co.jp
posted by 石川雄規 at 11:01 | 日記

2009年01月11日


2009011110500000.jpg女王バチvol.2のDVDが発売されました。
[メイン]
及川千尋&AKINO vs華名&高橋奈苗
[セミ]
風香vs夏樹たいよう
他全4試合

定価/2000円(送料200円)
通販ご希望の方、下記にお申し込みの上、指定口座に代金2200円をお振り込みいただく形となります。

believers_sc@yahoo.co.jp
女王バチvol.1
及川千尋vs華名
定価/2000円(送料200円)も好評発売中
posted by 石川雄規 at 11:25 | 日記

新年第一弾、バトラーツ北千住大会。ご来場の皆様、誠にありがとうございました。お正月お年玉企画として、いつもと一味違う“ご馳走”はいかがだったでしょうか。
「打撃無しのBルールだから」タカをくくって観に来なかったたくさんの皆様。ご愁傷さまです。
ものすごい損をしたと思いますよ。それを観たみんなの面白いかったという言葉を聞いてから「次は観に行こう」と思っても、“昨日の試合”は二度と生では観れません。
何度も何度も何度も言っていますが、Bルールは格闘技経験があるからわかる、おもしろい。とか、格闘技経験がないからわからない、つまらない。とかの次元じゃねぇんです。人間は凄いものを見れば本能的に感性を刺激され、魂を揺さぶられるのです。昨夜の、リングに向けられる視線の熱いこと!もちろん普段もそうですが、特にグラウンドというものに凝縮された緊張感。そう、最初から最後までドキドキしながら綱渡りをひたすら見るような感じだろうか。
「これをやればお客さんがあつまるだろう」とか「これをやればマスコミが煽ってくれるだろう」とか、オレは一切考えちゃいない。一番重要なのは「これをやれば観に来た人の心を揺さぶるだろう」という“作品”を創り、届けること。オレが提示するテーマは、必ず意味があります。40歳を越え、明らかに残り時間が少なくなった今、なおさらにひとつひとつの作品を丹精込めて作り上げています。次があるからいいや、とりあえず・・なんて作品は世に出すつもりはありません。そんな作品、バトラーツという格闘芸術を今年もお見逃しなきよう、お願い申しあげます。
さて次回は
■2月15日(日)
18:00試合開始
■シアター1010
■SRS席6000円
自由席5000円
■予約受付中
■石川雄規、澤宗紀、吉川祐太、矢野啓太、及川千尋、スーパータイガー、原学、山本裕次郎、他
believers_sc@yahoo.co.jp
posted by 石川雄規 at 10:55 | 日記

2009年01月03日


200901031220000.jpg200901031216002.jpg潮の匂い
絶え間なく打ち寄せる波の音・・
キラキラと光る水面は
あの頃と変わらず・・
posted by 石川雄規 at 15:11 | 日記

2009年01月01日


格闘探偵団バトラーツ。その名の通り、メンバー達は様々な団体に参戦をし、“世界最強の人材派遣会社”と言われた時期があった。その様々な団体の良き所を吸収するならよいのだが、どうも大雑把な“端折った”レスリングをやりはじめる選手達が出てきた。闘いは自由ではあるが、我々が唯一無比に持つ“緻密かつ激しい闘い”の本質を忘れてしまっては困る。寿司屋でレトルトのカレーを出したってしょうもないし、ましてやせっかく良い素材のものにごてごて余計な調味料など邪魔なだけだ。そしてそれに依存をはじめると、磨くべき職人の腕が落ちてしまう。
そこで考えたのが、打撃を一切禁じ、ロープエスケープも制約をつけたグラップリングルール。
制約された素材の中で、それぞれが料理して腕を試し、磨きなさい。という狙いだった。
双方が緻密なレスリングができなければ凡戦になってしまう。プロレスラーとしてシュールな試金石となるルールだ。闘いはべつに客を沸かせる為にやってるわけじゃない。研ぎ澄まされた技術、闘争心が常人を遥かに凌ぐクオリティで交錯するから感動が生まれるのだ。客を沸かせる手段で張り手をやってるんじゃない。相手を倒すために殴ってるのだ。客を沸かせるために動くんじゃない。相手を仕留めるためにより早くより高度に技術を仕掛けるだけだ。
バトラーツメンバーが闘うBルールはやたらにおもしろかった。かつて東京FMホールで凌ぎを削った伝説のバトラーツBルールトーナメントが約10年ぶりに復活する。
《Bルール》
■打撃は一切禁止。組技、投げ技はOK。
■ギブアップ、レフェリーストップ、ポイント差により勝負を決する
■ロープエスケープは両選手合わせて5回まで認められる。以降はロープに接触していてもブレイクにならない。
■試合時間は10分
■時間内にギブアップ、レフェリーストップの決着がつかなかった場合、奪ったエスケープポイントの多い選手の勝利となる。
また、ポイント数が同じ場合、ファーストエスケープを奪った方の選手の勝利となる。

☆バトラーツ、2009年第一弾興行は、新春スペシャル企画!Bルールトーナメント。
組合せは当日くじ引きで決定。
[参加選手]
石川雄規、澤宗紀、アレクサンダー大塚、吉川祐太、スーパータイガー、矢野啓太、山本裕次郎、原学

■1月10日(土)
■18:00試合開始
■シアター1010(北千住駅西口隣接、丸井10F)
■SRS席 6000円
自由席5000円
小中生1500円
☆及川千尋スペシャルワンマッチ
抽選により、当日参加の男子選手誰かと対戦(バトラーツルール)

■予約受付中! believers_sc@yahoo.co.jp
posted by 石川雄規 at 08:30 | 日記

2008年12月31日


P1020260.jpg創成期のバトラーツにおいて、石川vs池田は黄金カードだった。他のメンバーも激しかったが、石川vs池田はどこか超越していた。その激しさは尋常ではなかったのだ。それを称してマスコミが“バチバチ”という言葉を使い始めた。もちろんそれはただの大雑把な“ガマン比べ”でなく、緻密かつ激しすぎる“闘い”だった。「世間が俺たちに気付くのが先か、俺たちの身体がぶっ壊れるのが先か。」バトラーツという“若手軍団”を軽視し、黙殺する世間や業界への宣戦布告だった。
今、少しばかり“アタリ”が強い試合を“バチバチ”と言うが、冗談じゃない。そんな陳腐なものではない。俺たちは身を削り、魂を削り、世間や常識と闘ってきた。そして今もだ。だからバトラーツ、そしてバチバチなのだ。
池田はノアに移籍したが、やはりこの魔界が恋しくなったのだろう、安住の地を捨て、己がすべき宿命の闘いの場に帰ってきた。そしてフーテンプロモーションを立ち上げ、「バチバチ」という大会名を立ち上げたのだ。バチバチという言葉は池田大輔の表現する闘いの場の名前。石川雄規の表現する闘いの場はバトラーツ、なのだ。だから、似て非なるもの。ヘソを曲げたり意地悪な意味ではなく、バトラーツはバチバチではないし、バチバチはバトラーツではないのだ。例えばコカ・コーラとペプシコーラを混同されて使われるのは互いに気持ち悪いものであって、だからこそきちんと理解して差別化してもらいたいものである。
いい試合?激しい試合?気持ちを込めた攻撃?アホか!そんな安っぽいものをバトラーツスタイル、バチバチと言うな。己の背負った宿命の為、身を削り、魂を削り、世間と闘うのだ。それこそが格闘芸術。猪木イズムに源流をなす石川イズム=バトラーツスタイルなのだ。
以前、華名が石川vs池田の試合を映像で見て「格闘なのに清潔なかんじですね。激しい闘いの更に向こうにあるのは清らかな清潔感。人生を賭けた芸術も闘いも、行き着くところは清らかなものなんですね。」と評してくれた。12月28日の女王バチ。及川も華名も清らかで美しかった。宿命を悟り、それに殉ずる覚悟を持った者のみが醸し出すオーラをまとった。だから皆涙を流したのだ。格闘が芸術に昇化した瞬間である。俺は、思いもかけない所で“情念”の後継者を見つけた。 おわり
posted by 石川雄規 at 02:20 | 日記

格闘芸術、すなわちBattle Art。緻密なレスリング&妥協無き打撃の攻防。つまり高度な闘い。 いわゆるプロフェッショナルレスリングだ。誰しも気軽にバチバチスタイルと表現するが、それはハードな殴り合いを差した表現方法であって、格闘芸術そのものを意味するものではない。とかく世の中は言葉ばかりが一人歩きし、末端にゆくと深い意味もわからず使う輩が増える。そのズレた意味合いのまま言葉が一人歩きするようになると、しまいには間違った意味で定着する。つまり言語学でいう所の“言葉の揺れ”だ。「憎まれっ子世にはばかる(本来ははびこる)」 「気のおけない人(心許せる人、許せない人の両端の意味が共存する)」バチバチが誤った意味合いで広辞苑に載ってしまうといけないので、遅れてきたファンの方に説明しておこう。
バトラーツスタイルとは。カールゴッチ、藤原喜明と続く本格派関節技レスリングに、初代タイガーマスクが当時いち早く提唱した総合格闘技のテイストを融合させたU.W.Fスタイルに源流とし、石川雄規、池田大輔、船木勝一、田中稔、小野武志、臼田勝美、アレクサンダー大塚、モハメドヨネの8名が藤原組長の元から独立しバトラーツという団体を興した。ファイトスタイルはいたってシンプル。蹴って殴って投げて極める。ここでUWFにあったロストポイント制を廃止したのがバトラーツスタイル。スポーツライクな競技性をとっ払うことで、より生々しい“闘い”が生み出されることになった。ロープエスケープは認められ、ホール決着はナシ。KOかギブアップのみの決着。そこには、アントニオ猪木に死ぬほどに片想いを続けながら決して傍にいることが叶わなかった石川の情念が宿った。膝元にいなかったが故に究極に純粋培養された、燃える闘魂アントニオ猪木の闘いの理念が石川の情念に姿を代えて隔世遺伝したのだ。
私は思う。猪木さんがやりたかったU.W.Fはバトラーツスタイルなのではないかと。も猪木さんがおっしゃった言葉がある。週刊ゴングの表紙になっていた。UFO旗揚げの時だったか。「格闘芸術とは、観客との想像力の闘いである」奇しくもその3年前、私がバトラーツ旗揚げに際して提唱していた言葉だった。もちろん俺の言葉など、どこのマスコミも拾ってはくれなかったが。 つづく
posted by 石川雄規 at 02:19 | 日記
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